知的に障がいがあるといわれる方々が、さまざまな事情によりご家族から介護(ケア)を受けることが困難になった場合、これまでは入所施設を利用することが多かったのですが、その場合は、ご本人が築き上げてきたこれまでの人間関係や地域とのつながりを断ち切ってしまうことなります。
そこで、CESでは、これまでの人間関係や地域とのつながりを大切にしながら、地域で暮らし続けるひとつの形として、障害者総合支援法に基づく共同生活援助事業(グループホーム)という制度を活用して、「きりん館」「きらり館」「きらきらぼし」「ライトハウス」という4つのユニットを運営しています。
そこでは、少人数の良さを生かして、家庭的な温かさ、ゆとりのある生活を大切に、楽しく、安心して、自信をもって自律的な日常生活を送ることができるように支援しています。
もちろん私たちは、共同生活という形態が誰にとってもベストであるとは考えておりません。基本は、一人ひとりの暮らしであり、一人暮らしを希望する方への支援にも、取り組んでいきます。
また、一方で、グループホームを「終の棲家」と考える方にとっては、医療的ケアも含め、介護度が高くなっても、グループホームで安心して暮らし続けられるような体制を準備していきたいと考えています。
2004年(平成16年) | きりん館開所 | |
2008年(平成20年) | きらり館開所 | |
2013年(平成25年) | きらきら星開所 | |
2015年(平成27年) | ライトハウス開所 | |
2023年(令和5年) | きりん館ときらり館が「糸へん通りテラス」に移転 |